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ー足場の組立・解体にかかる日数 組み立てに時間がかかるケースとはー


建築工事や外壁塗装工事では、足場が必要です。

では、足場の組み立てにはどれくらいの日数がかかるのでしょうか。

 

今回は、足場の組み立て・解体にかかる日数の目安や組み立て作業に時間がかかるケース、足場施工の一般的な流れをご紹介します。

 

 

足場の組み立てにかかる日数

 

足場の組み立てにかかる日数は、30~40坪の一般的な戸建て住宅の場合、2~3人の作業員で約1日(6~8時間)です。

 

ただ組み立てるだけであれば4~5時間で組み立てられ、安全性の高い足場を組み立てるためには、1日かけて安全性を確認しながら組み立てます。

 

小規模なアパートの場合、足場の組み立てにかかる日数は約3~4日、中規模のアパート・マンションは約1~2週間、オフィスビルは約1~3週間、商業施設は約1か月と、建物の規模によりかかる日数は変動します。

 

なお、足場組み立てに関わる作業員の人数や足場の種類によっても、工期は変動するものです。

 

 

足場の解体にかかる日数

 

足場の解体にかかる日数は戸建て住宅は約半日(3~5時間)で完了です。

通常、組み立てに比べて解体の方が作業が早く完了します。

 

マンションの場合は解体完了まで数日かかります。

 

 

足場の組み立てに時間がかかるケース

 

足場の組み立てにかかる日数は上でご紹介した通りです。しかし、天候や周囲の状況により作業がスケジュール通り進まないことがあります。

次のようなケースでは組み立てに時間がかかる可能性があります。

 

 

悪天候

 

天候は足場工事の作業効率に大きく影響します。

雨天では足場の床が滑りやすく、転倒や資材を落としてしまうなどの危険性が高いです。

また、強風のときは足場が揺れて慎重な作業を余儀なくされます。

 

悪天候時は高さ2mの箇所で行う高所作業は中止しなければなりません。

 

労働基準監督署からの通達で定義されている「悪天候」に該当する基準は以下となります。

 

【悪天候の定義(基発第309号・昭和46年4月15日)

強風…10分間の平均風速が毎秒10m以上の風

大雨…1回の降雨量が50mm以上の降雨

大雪…1回の降雪量が25cm以上の降雪

中程度の地震…震度階級4以上の地震

 

これらに該当する場合は足場工事は中止し、天候が回復してから再開します。

 

 

近隣住民の理解が得られない

 

足場工事は組み立て時の金属を打ち込む音や資材同士がぶつかる音、工事車両の通行や資材が周辺に落下する危険性など、周辺の住民にストレスを与える可能性が高いです。

 

隣家との境界が狭い場合には隣家に許可をもらい、越境しなければならないケースもあります。

許可については基本的に足場業者がもらいに行きます。しかし、近隣とのトラブルを避けるためにも工事前にはお客さまからも挨拶回りをしておくことが大切です。

 

 

作業者の経験不足

 

足場の組み立てをスムーズに行うためには経験が必要です。

通常、足場の作業を行う場合は経験が長い者が中心となってほかの作業員を指導しながら作業を行います。

 

しかし、経験が浅い作業員が多いと、効率よく足場を組み立てられるように資材を配置できなかったり、途中で資材が不足して追加で用意しなければならなかったりするケースがあります。

 

このようなことを避けるためには、足場設置の経験が豊富な業者を選ぶことが大切です。

 

 

足場工事の流れ

 

足場工事の一般的な流れは次のようになります。

 

STEP1 お問い合わせ

 

問い合わせは電話もしくは問い合わせフォームからできます。

 

 

STEP2 現地調査・見積もり

 

担当者が実際に現場に行き、建物の状態や周辺環境を確認します。

どのような施工方法で、どれくらいの材料を使用するかを判断し、見積書を作成します。

 

 

STEP3 施工日決定

 

希望の時期、工期、必要資材などを確認し、施工日を決定します。

 

 

STEP4 仮設計画図作成

 

施工責任者が現場の状況や建物の特徴に合わせて仮設計画図を作成します。

仮設計画図は足場を効率よく、工事内容に合ったものを組み立てるために重要なものです。

 

また、届出が必要な場合は労働基準監督署に機械等設置届と仮設計画図の提出が求められます。

 

 

STEP5 足場材準備

 

工事で使う資材の準備を行います。

仮設計画図をもとに必要な資材を準備し、トラックに積み込みます。

準備する際に資材に不備がないか、劣化していないかをチェックし、安全な足場を組み立てられるように配慮が必要です。

 

 

STEP6 現場到着

 

施工日当日の朝、現場に到着します。

大抵の場合は足場業者の現場到着時刻は朝8時です。お客さまの希望する時間があれば、指定時間に到着できるように調節します。

 

 

STEP7 ご挨拶

 

お客さまに挨拶をし、作業開始の旨を伝えます。

また、このときに注意事項があるときは伝えておきます。

 

 

STEP8 危険箇所の確認

 

作業する前に危険箇所を確認します。

傾斜になっている、通路が狭い、近くに学校があるなど、危険な場所をチェックし、作業員全員で共有します。

 

 

STEP9 施工

 

足場の組み立て作業に入ります。

近隣への音の配慮をしなければいけませんし、資材の受け渡しなどの際にはお互いの声掛けが必要です。

安全のために必要な作業では声を掛け合って作業をします。

 

足場の組み立ての手順は次の通りです。

 

1.資材の荷下ろし、配置

2.基礎部分の設置

3.支柱の組み立て

4.足場板の設置

5.手すり、筋交の設置

6.落下防止策の設置

7.養生シート張り

 

 

STEP10 点検

 

足場施工責任者が、施工基準、安全基準を満たしているかどうかの点検を行い、組み立て作業は完了となります。

 

 

STEP11 解体日時の決定

 

建物の工事が完了すると、足場解体の日時が決定します。

日時が決定したら、速やかに足場解体作業に入れるよう、人員配置やトラックの手配など、スケジュールの調整を行います。

 

 

STEP12 足場解体

 

足場の解体作業は組み立てとは反対の手順で行います。

組み立て作業と同様、周辺に音の配慮を行いながら速やかに行います。

 

 

STEP13 清掃・撤収

 

解体が完了したら、現場の清掃を行います。

現場を点検してごみや資材が残っていないことを確認したら、お客さまにご挨拶をし、撤収となります。

 

 

足場の組み立て作業は条件によってかかる日数が異なる

 

足場の組み立て・解体にかかる日数は、建物の規模や形状によって変動します。

また、悪天候や周囲の環境によって作業に時間がかかる場合もあります。

 

安全性の高い足場を設置するためにはスピード重視ではなく、一つひとつの作業をルールに従って確認しながら行うことが重要です。

島根県の足場工事は悠新にお任せ下さい。


会社名:株式会社悠新仮設

住所:島根県大田市長久町長久ロ302-14

TEL:090-7375-6020

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対応エリア:大田市を中心とした島根県全域

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